『かのんちゃんが言ってくれた…の?』





『あぁ(笑)かのんが、悪友なんかじゃない。少なくとも大輔は俺のことを友達だと思ってる!って…。』





『かのんちゃん…ありがとな。』





『いいえ(笑)話をしたり、話をきいたりしてると、中身が見えるんだぁ…。龍騎も坂本くんも、最初から良い子だって思ったから。』





『なぁ…龍騎。』


この後、坂本くんは龍騎の耳元で何かを言っていた。



何を言ったのか、あたしにはわからなかったけど、龍騎と坂本くんが仲良くなれて、良かったと心から思った。