―― 次の日。――― 明け方になると、残っていた3人は普通に帰っていった。 『この紙切れ…プレゼントと間違えたにしては、おかしいな……。』 俺は、へんに3人が言っていたことが、気になって仕方なかった。 俺も言われてみると……どこかで見たことがある…。 そもそも、裕子がプレゼントと紙切れを間違えるだろうか…。 今まで何気なくしていた裕子との会話を、思い返していた。