『待っ!かのんに…もしかして、かのんについ最近会ったんですか?』 『それは…あ!いけない(汗)ごめんなさいね。ご飯の支度しなくちゃいけないから、茉莉!帰るよ。』 俺は、はぐらかされて、帰られてしまった。 仕方なく家に戻ると、裕子がご飯の支度を済ませていた。 『お母様見た?会ってたでしょ?』 『あぁ。』 『ねぇ…♪私のこと…好き?♪』 裕子のいつもとは違う雰囲気に、俺は戸惑った。