******************** 俺は、裕子に言われてネックレスを差し出した。 『やっぱり…。』 『どうかした?』 『ううん。やっぱり良いネックレスだな↑って思っただけ(笑)』 『そ…そう。あ!俺、ちょっと出かけてくるわ↑まだうちにいる?』 『うん(笑)』 俺は、裕子を家に残して、少しその辺を歩くことにした。 かのんに逢えないのは、わかってる。 それでも、俺は出来る限り探していたいんだ…。