******************** 『もしもし?大輔?!』 あれから俺は、慌てて大輔に電話をかけていた。 『どうした?』 『かのんの実家行ったらさ、自殺したって言われたんだけど、何か知らねぇーかな…?かのん……生きてるよな?!』 俺がきくと、驚いたような反応をした後、大輔は黙ってしまった。 『おい…何か知ってんのか?』 『い…いや……。俺もその話きいて驚いただけ…。ま…まさか、かのんが死ぬわけ…』