『彼が幸せなら、それで良いって思う。』 『…。』 篤紀くんは声をつまらせた。 『あたしは、皆の幸せだけを願ってるから。』 『無理だけはすんなよ(汗)いつでも、皆に頼って良いんだからな↑』 『ありがとぉ♪』 ― あれから、 8ヵ月後。―― クリスマスイブ。 『今日は出かけようぜ♪』 『うん♪』 あたしと大ちゃんは、久しぶりに2人で出かけることにした。