『龍騎のこと!』 『龍がどうしたって?』 『その…それは…(汗)』 鈴夏はあたしを見て、話すのを躊躇(タメラ)った。 『気にしないで!もう大丈夫↑何をきいても驚かないから♪彼女が出来たってきいた時は驚いたけど(笑)』 そう。龍騎に彼女が出来たことは、新年に入ったのと同時にきいていた。 あたしはそれで龍騎が幸せになれるなら…そう思ったんだ。 『そ…そう。じゃあ!龍騎、彼女と婚約するって。信じらんない!!』