そんな剣斗の優しさが凄く心にしみた。 やっばり、剣斗は龍騎に似てる。 いや、龍騎は剣斗に似てるって言うべきかな? あたしはこんな皆に支えられてる。 この大切な仲間たちに、あたしは何をしてあげられるだろうか。 ―――――――――― 4月。 『きいて!!!!!!信じらんない!』 鈴夏と剣斗が突然、訪ねてきた。 『どうした?』 大ちゃんは慌てた様子でドアを開ける。