『ねぇ。かのんちゃん…ここに来る前、何かあったでしょう?』 『え…?』 あたしは、何を言い出すのかと驚いた。 『言わなくても良いけど、高校を卒業してからなんかあったんだろうなって気がしてて。』 『ハハ…(笑)篤紀くんは騙せないか(笑)今月、来月はちょっと忙しいから、12月。ちょうど家でクリスマスパーティーするから、そこで話させて↑』 『わかった。悠には?』 『話さないつもりでいるよぉ。』