―― 年明け。―――




あたしたちの家に、いつものメンバーが集まっていた。





『今年もよろしくお願いします。』




なんて挨拶を交わしながら。







『か~の~ん!俺とも婚約してくれ~↑』





『お前は馬鹿か!笑 1人だろ?普通は!』




こんな大ちゃんと剣斗のやりとりにも慣れ、





『じぃやは、鈴夏お姉ちゃん家にいつもいるのぉ?』





『いますよ。』





『すみません(笑)茉莉ったら、わけのわからない質問をしてしまって。』