―― その夜。――― 家。 『お母さん。あのさー』 『何?』 『あたし、誕生日友達がパーティー開いてくれるみたいで、誕生日は友達ん家でパーティーするから(笑)もしかしたら、オールかも。わかんないから、ちゃんと連絡するけどぉ↑』 『あら?家にいないの?』 『うん(笑)あのさぁー…あたし、友達ん家に住もうかなぁ?笑』 忘れかけていた龍騎の言葉を思い出して、気付けばあたしは、こんな事を母に言っていた。