ドアを開けて、茉莉ちゃんは抱きついてきた。





『あ…!お兄ちゃん…たち……。』




少し後退りする茉莉ちゃんに、




龍騎と剣斗はしゃがんで、



『こないだは、公園で怖い思いさせちゃってごめんね(汗)お兄ちゃんたち、本当は仲良しなんだ♪でも、ちょっと喧嘩しちゃって…茉莉ちゃん許してくれる?』


2人は謝った。





『もうお兄ちゃんたちは仲良し?』


首を傾げてきく茉莉ちゃんに、あたしたちは笑顔で頷いた。