『ううん。あたしは、龍騎や大ちゃんや鈴夏に、何にもしてあげられてない(汗)いつも支えられてばっかだよぉ。』




皆の笑顔が自分の近くにある。

それが、今では当たり前で、無いと不安で不安で仕方なくなるんだ。







龍騎の新居に着いたあたしたちは、荷物が運ばれるのを待ち、中へと入った。





『龍ん家…マンションなのに、でけぇーなー!』





『ま…まぁな〃〃』





『かのんと、いずれ住むためだもんね~!ここは、龍騎の家というよりも、もはやかのんの家だよね~(笑)』