『うわぁ……すげぇー。』


大ちゃんはトラックに乗せられていく家具たちを見ながら、呟いた。





『全部揃っちまったじゃねぇーか(笑)しかも、俺が買えなそうな高価な家具ばっかり。鈴夏って何者なんだよ?幼なじみなのにわっかんねぇーな。』





『私?私は鈴夏だよ(笑)ただの鈴夏。使わない家具なんてもったいないし、使わない家だって使われなきゃ可哀想でしょ↑』





『ま…まぁ、そうだけど。なんか…色々と、ありがとな(笑)』