『あ!待って↑あたし2人に渡したいもんがあるんだぁ♪』


かのんが、ひきとめた。





『2人?』


大輔は首を傾げ、



『俺にもあんの?』


俺はかのんにきいた。





『え?俺にもあんの?って事は…大ちゃんのがあるって知ってたのぉ?』




かのんは驚いたような表情をしている。



…って無理もないか(笑)

大輔にあげるだろうって予測してることなんてわかったら、逆に怖ぇーよな。



ただ、俺にもあるとは思わなかったから、そこには俺もビックリした。