あたしたちは、昼ご飯を食べて、店を後にし、また車に乗り込んだ。 『まだ早いから、うろつくかな↑』 龍騎はつぶやくと、駐車場に車をとめてシートベルトを外し、降りようとした。 『あ!待って↑あたし2人に渡したいもんがあるんだぁ♪』 『2人?』 大ちゃんは首を傾げた。 『俺にもあんの?』 龍騎は、あたしにきく。 『え?俺にもあんの?って事は…大ちゃんのがあるって知ってたのぉ?』