―― バレンタインデー 当日。―― あたしは、龍騎と待ち合わせをした公園のベンチに座っていた。 『あ、ごめん!遅れちゃって(汗)』 『ううん(笑)大丈夫だよ♪』 『あのさ、俺。行きたい場所あるんだけど…つき合ってくれる?』 『うん(笑)良いよ♪』 あたしは、開かれた龍騎の車の助手席に乗り込んだ。 『で、どこ行くのぉ?』 『それは…秘密(笑)』