『いいえ(笑)そうだ!誕生日に渡した紙…あれ、書かなくてもどこでも連れてってやるから。』


俺は照れながら、かのんに言うと、




『紙って何々?笑 あれれ?龍騎どこでも連れてってくれんの?』


鈴夏が明るく割り込んできた。





『お前じゃねぇーよ!』





『かのんだけ特別とは(笑)』


鈴夏はかのんの肩に、軽く触れた。





『あーあ(笑)お腹も空いたし、もう夕方だし、飯でも食うか!』


俺は大きく話をそらした。