確かに、かのんがきいたことは普通に疑問だった。
クリスマスで、しかも家に彼氏がいるのに、なぜ会わないのか…と。
『良いの(笑)…彼は色々と忙しいの↑だから、夜に会う約束してるの♪』
『ふぅ~ん↑俺には関係ねぇーけどな(笑)』
もしこの時に鈴夏の気持ちがわかっていたら俺らは、なんて声をかけていただろう。
きっと俺らが困らないように、鈴夏は言わなかったんだと思う。
俺らがこの時の鈴夏の気持ちを知ったのは、かなり時がたってからの事だった。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…