******************** 退院してきたかのんと鈴夏のやりとりを見て、俺は笑っていた。 『ったく、行くぞ。』 かのんと鈴夏を車に乗せて走り出した。 『で、今日はどこ行くわけ?』 鈴夏が首を傾げる。 『秘密(笑)』 『ケチ!!』 『お前な↓今日はクリスマスだぞ?』 『あ!そっか(笑)忘れてた。』 『鈴夏ー。そういえば、クリスマスなのに執事さんと一緒にいなくて良いのぉ?』