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退院してきたかのんと鈴夏のやりとりを見て、俺は笑っていた。







『ったく、行くぞ。』




かのんと鈴夏を車に乗せて走り出した。





『で、今日はどこ行くわけ?』


鈴夏が首を傾げる。





『秘密(笑)』





『ケチ!!』





『お前な↓今日はクリスマスだぞ?』





『あ!そっか(笑)忘れてた。』





『鈴夏ー。そういえば、クリスマスなのに執事さんと一緒にいなくて良いのぉ?』