『わかってるんです(汗)でも、どうしても食べさせたい人がいて…。その人、今日。誕生日なのに大怪我して病院に入院してるんです……。だから…プレゼント出来るもんが、ケーキしかなくて。』
俺が必死でお願いをしていると、中からパティシエらしき人が出てきて店員に優しい口調で言った。
『何を断っているんだ?規則で予約注文となっていたら、その規則を守る…当たり前かもしれないが、そんなに規則って大事なものなのかい?もっと大事なもんってのが、時にはあるんじゃないのかな?』
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