『いや…そうじゃなくて……俺が鈴夏からのプレゼントを忘れて待ち合わせに行っちゃって…取りに戻ってる間に…………。』 『戻ってる間に…帰られちゃったの?』 『違う……戻ってる間に、事故に遭ってた…。』 『じ…事故って……?えっ?何それ…?何なの……?で、かのんは?かのんは、大丈夫なの?』 鈴夏はさっきまでと違い、凄く焦ったようにきいてくる。 『わからない……。でも、今…手術中なんだ…。』