『ど…どうしよう……。どうしたら良いの…?汗』 お母さんが戸惑っている。 ピーポー ピーポー。 そこに救急車が来た。 『私たちも乗せてくれませんか…?汗』 『彼女が良いなら…良いですか?』 あたしはきかれた。 『はい……。茉莉ちゃん…だっけ…?怪我は…ない…?』 遠ざかる意識の中、話をした。 『一緒にいた方。ご家族の方とかご友人とかはいませんか?』