叶恵SIDE


紬が倒れちゃった。

どうしよう。

あの時は

何となく

適当に泣いて

紬を部屋まで

運んで来たんだけど。

刑事が来るってのは

想定内だったけど・・・

何で雅が

居るんだっけ・・?

面倒な事に成って来た。

「叶恵ちゃん?」

紬が目覚ました。

「あぁ。

紬?大丈夫?」

そう言おうと

したら紬が私の

言葉を無視して

言った。

「何で私ベッドに

寝てるの?

刑事さん達は?」

っち。アタシの話

最後まで聞きなさいよ。