「ひ・・・・じり・・・せんぱ・・い」

叶恵ちゃんの声は

震えていた。

そう聖先輩だった。

「もうご存知

かと思いますけど

昨夜柳田さんが

何者かによって

殺害されました。」

叶恵ちゃんは

金澤さんから目を

逸らして涙を流していた。

「そのことで何か

知りませんか?」

紬が口を

開いた