ちょうどいい

タイミングで雅が

部屋に入ってきた

「あぁぁ眠い」

暢気な奴だ

紬がお茶淹れて来る

と言ってリビングに

向かって行った。

「なぁ雅。

お前本当に

紬のこと好きなのか?」

そう聞くと。雅は

「大好きだよ」

って言った

「んじゃさもし

紬に何かあったら

ちゃんと紬のこと

守れるか?」

真剣な顔をしている

俺を見て雅も

真剣に成った。

「守れるよ」

雅は本気らしいから

俺はもう口出ししない

事に決めた。

「さっきまた

紬の携帯に電話が

来たんだ『非通知』から」

俺が言うと。