その後に行ったカフェでは映画あんまり怖くなかった、とかそういう話しをした。



運ばれてきたコーヒーを飲んでいると、


「あのさ…。あや、って呼んでい?」



あー、そういえば先輩って呼んでたかも。



ってか、あたしも奎太くんって呼んでるじゃん!



「いいよ!あたしも奎太って呼んでいい?」


「おぅ。じゃぁ、これからはお互いに名前でな」


「うんっ!」



…なんか、あたし子供みたい。



うんっ!なんて、余計に子供っぽく見えるかも…。



一応、年上なんだしあたしがはしゃいでたらダメだよね。