「さて、優奈。
お腹落ち着いた??」


ストロベリーパフェを
美味しそうに食べ始めた優奈に
尋ねると笑顔になった。


「うん。このパフェ凄い美味しい。健一くんもいる??」


「俺はいいや。コーヒーで十分」

――カチャとスプーンを置く音がした

「健一くんは大人だね。」

「え??まぁ成人してるし…。」


「優奈はねコーヒーは飲めないし、
お酒も飲めないでしょ??
だからね。他の部分で大人になろうと思ったの。」


「優奈…。」


「雑誌も大人のお姉さんの
読んでるし、束縛とかやきもち
やかないようにしてた」



「…え?」


「大人の男の人は束縛……嫌いなんでしょ??」


「どこでそれを?」


「……雑誌。」