『へぇ〜…藤咲に彼氏かぁ
優しい彼氏じゃないか
良かったな』


『なーんて冗談だよっ
彼氏なんて居るわけないじゃん』



笑ってるけど動揺してる先生。


先生は私のことが好き。
私にはわかるんだ



それに先生みたいに優しい人
きっと他に居ないよ。



確実な何かがほしくて
私は先生にせまる



『ねぇ先生…』



私は先生の手に触れ
先生と指を絡ませる。



"先生は私が好き?"


私は心の中で何度も聞く。


そして


『…先生は好きな人いますか?』