さすがに目の前のふくらみをずっと直視出来ずに、見たい気持ちを必死に押さえ付け、視線を外していたのに。


それなのに、僕に見ろと言うんですか。


がんばれ僕。


負けるな僕。


もうなにがなんだかわからないけど。


これはもしかしたら夢かもとか、感じてる僕だけど、夢でもいいから、がんばれ僕。


視線を向ければ、豊かなふくらみごしに、顔のアップ。




ドキン。




やばい、胸のどうきが尋常じゃない。


えっと、あと、ゴージャスって呼ぶんだよな。


口の中、からっからで、さっきはうまく口がまわらず、名前を変に呼んでしまった。


今度はつっかえないで言うぞ。