「誰がいるの?」



下から聞こえる、小さな声。



なんでこうなるの。


あぁ神様、僕何かしましたか?



もう隠れる作戦は終わった。



出ていくしかない。



なんだか僕の方が泣きたい。



動かない体を無理矢理動かし、階段を一歩一歩降りていく。



そこに立っていた彼女は、ゴージャス。