がちゃ


「ただいまぁ!!」


どたどたどた!!!!

「「「おかえり~~~~~」」」

うわ・・・

す 凄いなぁ。

にぎやか・・・

「はいはい!みんな聞いて!
この子、今日からうちに住むことに
なったから。」

「あ・・えっと、田中唯那です。よろしく。」


「唯那ちゃん可愛い~♪
あたしわぁ、如月美奈!!
小6だよ。」

「俺、悠哉!中1。よろしくー。」

「あたち、美香!!!5しゃい。よろちくねぇ。」

みんないい人そうだな。

よかった。


ブーブーブー

美樹「唯那ちゃん、携帯なってない??」

「あ、ほんとだ。」

着信ーお母さんー

あたしの重い表情でみんなの表情も重くなる。

美樹「出ないの??」

「・・・・・・・」


ピッッ

「も もしもし。」

「唯那!?!?あなた今何処にいるの!?!?」

「お母さんに関係ないでしょ。」

「唯那!!今自分がおかれている状況分かってんの!?!?」

プチ・・・

「あたしが病気だからなんだってゆうのよ!!!!
治療したってなおんないの!!
お父さんもお婆ちゃんもお爺ちゃんも・・・
みんななおらなかったじゃない!!
もう・・連絡しないで。」

ブチッ

「はぁ、ごめんなさい。」