「そう。わかった。じゃあ、父さんに話しておくね」 母さんは少し驚いたように言った。 俺がこれ以上仄の近くにいたら、傷つけてしまいそうだったから。 あと1年は勉強に専念しよう。 仄と関わらなくて済むぐらい勉強すればいい。