ありふれたサイトにありふれた眼こらして

例えば、

お風呂上りに飲むあふれた幸せのような

そんな幸せを未来永劫つずくように、

君の小指に小さくキスをした。。。




つもりだったのだけど、

君はそんなことどうでもいいみたいで、

僕の心臓を暴き出す。

ああ、もうこんなこといいのに、

ほんとうに。






ねぇ、
君が起きだす5分前に僕が何を考えているのか知らない君?





トイレに落書きだってできるし、キミにいたずらだってできるんだよ?

でもそれをしないのは、
このキミがいる生活に大層な満足をしているから。


そうそう。実はただ、もう少しだけ

ありふれた幸せが欲しかったりもするんだよ。

3アリス眼ティック
   80’に捨てた翅の
3アリス眼ティック
    いかほどの製菓で
            ありむすか、


メディカル・マジカル
    魔法でDLEAT☆




あな叶えて欲しくば我の望みに
    精毒を飲みほし、今は記憶から消し去ろう。なにもかも


          いわずもがな、今夜はサバトでありえやす。


夕焼けのころ君の声聞く

ひぐらしの鳴く頃に、きみの声聞く




からけずな  うきもしたえも さらには

あえず。



ただ鴉の浮世のなばかりとおもう。

長い旅だと思う。
とても長い旅。
人生は長い旅だと本当にそう思う。



誰がこの旅を終えられるのだろう。
刃を向けて終わらせるには、
 もう長く行き過ぎた気がする。



この先を日に一歩一歩進むには、
 とんでもなく長いことは目に見えている。



何かをするにはあまりにも短い。
何もしないのでは、あまりにも長い。
誰かがきっとそう言っていた。



はたしてその長さはいかほどにか。



此処にいる誰かは誰も知らない。
此処にいない誰かならきっと教えてくれない。



はたしてその苦労はいかほどにか。


誰が知っていようか。


私の苦労もあなたの災難も。


誰が同じと言えようか。


遠いお国の方ならば…


いえいえ誰も知りはしません。


知ろうとなどとはしないでしょう。

何処か遠くに吹く風に


こそっと打ち明けましょう。
この悩み。


遠く遠くに連れてって、

いつかシャボンの玉に覆われ、


誰かが吹き消してくれるやもしれません。


遠く遠くに連れてって、


鳥の羽ばたきとともになって、

優雅にかぜに乗れるやもしれません。




いえいえそれは無理でしょう。
一歩一歩もままならぬ




私に一体なにができましょう。



どうかどうか、この悩み、

あなたの悩みも誰かのものも、

誰かにそっと、とどきますように。 

ゆくりくる

やがての決済

ゆれる横道

くるくるくる

ゆくりくる


華水城に背をはしらせ

ゆくりくる

くるくるくる

しらねの額に

那智行くこ蟻

くるくるくる

ゆくりくる

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