「おい!テツヤ、なにラブラブしてるんだ!顔が緩んでる」


「うるせぇな」





ほらやっぱり、突っ込まれちゃった。
だって、テツヤさんもう酔っ払ってるのかと思うくらい甘いんだもん。


まだ一口しか飲んでないのに。





「テツヤさん、あたし中のお手伝いしてきますね?」





あたしはその場を逃げるように立ち去った。


中に入っていくと、テツヤさんの離婚話をしていて、サヤカさんの悪口まで言ってるし…。


女の人は怖いな…。




あたしの話題になる前に中に入って行こう。悪口なんか言われ出したら入りにくいし。