~次の日~
あー、眠い…
「おはよっ」
「!?」
あ、アイツ…!
なんだっけ?
疏羅とかなんとか言ってたよーな。
「んだよ、ダチになんてならねーぞ。」
「いーじゃん!!お願いっ!」
「しつけーんだよ、テメーはぁ!」
もうウンザリ…
昨日といい今日といい…
なんなんだよ!アイツは!!
「ねぇー!」
うぜぇなぁ…
「あーもう!分かったよッ!なりゃーいいんだろ!なりゃー!」
「本当!?やったぁっ!」
これでしつこく着いてくることはないだろ…
つーかアタイ、みんなからいつも男っぽいって言われてたから
ダチとか作ったことねーし…
こんなのもアリかもな。
「ねぇねぇ、名前なんていうの?」
「教えてなかったっけ…」
「教えてもらってないよ!」
「美空。」
「美空?」
「美しい空って書いて"みく〟って読む。」
「へぇ~!いい名前だよね!」
なんだこいつ…
「疏羅ってのも、なんか珍しくね?」
「ははっ、漢字だけでしょ?」
ちらっ…と名札を見てみる。
『都築疏羅』
なんて読むんだ?
こんな意味わかんねー漢字なんて作んなや。
「つづきそら って読みますー」
「んだよ…分かるわけねーだろーが」
「ってかさ、なんで美空はそんな男っぽくなっちゃったの?」
「兄貴いんだよ…3人。」
「3人も!?」
「そんなんだからこんな娘に育っちまったんだよ。」
「でも美空って個性的な人だと思うけど?自分のことアタイって呼ぶとことか。」
「アタイは…昔からの癖だよっ!」
「なに照れてんのー?」
「うっせーな!」
なんか…楽しくなってきたな。
こいつとならダチになってやってもいーかも。
「うっしゃ、サボるぞ。」
「あいあいさー!」
アタイはこの時、初めて宝物を手にしたんだ…
あー、眠い…
「おはよっ」
「!?」
あ、アイツ…!
なんだっけ?
疏羅とかなんとか言ってたよーな。
「んだよ、ダチになんてならねーぞ。」
「いーじゃん!!お願いっ!」
「しつけーんだよ、テメーはぁ!」
もうウンザリ…
昨日といい今日といい…
なんなんだよ!アイツは!!
「ねぇー!」
うぜぇなぁ…
「あーもう!分かったよッ!なりゃーいいんだろ!なりゃー!」
「本当!?やったぁっ!」
これでしつこく着いてくることはないだろ…
つーかアタイ、みんなからいつも男っぽいって言われてたから
ダチとか作ったことねーし…
こんなのもアリかもな。
「ねぇねぇ、名前なんていうの?」
「教えてなかったっけ…」
「教えてもらってないよ!」
「美空。」
「美空?」
「美しい空って書いて"みく〟って読む。」
「へぇ~!いい名前だよね!」
なんだこいつ…
「疏羅ってのも、なんか珍しくね?」
「ははっ、漢字だけでしょ?」
ちらっ…と名札を見てみる。
『都築疏羅』
なんて読むんだ?
こんな意味わかんねー漢字なんて作んなや。
「つづきそら って読みますー」
「んだよ…分かるわけねーだろーが」
「ってかさ、なんで美空はそんな男っぽくなっちゃったの?」
「兄貴いんだよ…3人。」
「3人も!?」
「そんなんだからこんな娘に育っちまったんだよ。」
「でも美空って個性的な人だと思うけど?自分のことアタイって呼ぶとことか。」
「アタイは…昔からの癖だよっ!」
「なに照れてんのー?」
「うっせーな!」
なんか…楽しくなってきたな。
こいつとならダチになってやってもいーかも。
「うっしゃ、サボるぞ。」
「あいあいさー!」
アタイはこの時、初めて宝物を手にしたんだ…