「じゃあ、お会計お願いします」





「はいはい、ちょっとまって下さい」





大河内と篠崎さんは仲良くなっていたのか、二人で仲良く話ながらお会計を済ませていた。





「じゃあ、気をつけてね〜ありがとうございました〜」





私と大河内は篠崎さんの笑顔に見送られて、美容院をあとにした。





「ねぇ、大河内〜」





私は後ろを歩く大河内の方に振り返りながら、さっきの事が気になっていたので彼を呼ぶと





「…はい?」大河内は突然呼ばれたせいか、少し驚いているようだった。





「ねぇ、篠崎さんとさっき何話してたの?」





「う〜ん…、それは内緒ってことでお願いします」





私はすごく気になるんだけど、なんとなく諦めて問いつめるのを止めたけど




「ケチーッ」と大河内に捨て台詞を吐いていた。





それに対して大河内は申し訳なさそうに、誤っていた。