「えっ、私はまぁほぼ毎日かな?
だって、付き合い出したばっかりだもん」
そう照れながらもうれしそうに美嘉の質問に答えたのは、亜美(アミ)
この子も私の大切な友達で、美嘉と合わせて私たちはいつもこの三人でつるんでいた。
「亜美はいいよね〜城南高校の頭いい子だもんなーうらやまー」
美嘉が意地悪そうに、ふざけてそう言うのは
最近彼氏と別れたからだ。
慰めるのが大変だったんだけど、今はもうふっきれたみたいで良かったと安心した。
「いいでしょーでも、付き合うのにすごく苦労したんだから」
それでも亜美は彼氏の話を続けている所から、すごく仲がいいことが分かる
そんな私たちの出会いは、高校からなんだけど
なんだろ?初めて話した時から波長というか気がすごくあったんだ。
もしかして、ずっと前に会っていたんじゃないかってくらい
私たちは、本当に仲がよかった。