日曜日は案の定、雲1つないはいいすぎだけど
空には、綺麗な青空がどこまでも広がっていた。
私は身支度をして、二階から降りてきた時に寝起きの母親に
「今日は、久しぶりにデート?」
なんて、拍子抜けなことを言われたもんだから私は見事にこけた。
「違うよっ!今日は友達と買い物だし」
私はなぜか少し動揺していた。
「え〜そんなにオシャレして」
うちの親は鋭いのか、私の持っている服の中の勝負服だってことに気づいていた。
だって、今日は私のずっと行きたかった服屋街にわざわざ行くからさ
一応オシャレしないとね!
だから、大河内のためじゃないし
「いってきま〜す」
「はい、はい、気をつけてね〜」
私は母親に見送られて、家を出て大河内の家に向かった。