「な、なんで、ですか?」





大河内は、かなり驚いているようだった。それの反応が少し面白い





「かけない方がいいんじゃない?って私が思ったから」





そう言っておいて、なんで私が照れてるだろ





「でも、遠くがよく見づらくなるから…」





となんか大河内は理由を言ってるんだけど、私はなんとなくそれを無視をして





「じゃあ、今週の日曜暇?」





とまた驚いている大河内に、約束を持ちかけていた。





「多分…平気です」





そう答えると、大河内は「…うん」って感じで小さく頷いた。





「なら、コンタクトと髪の毛切りに行こ」





「えっ、なんでで…」





反応から、今までで一番驚いているようだった。でも、大河内の言葉を遮り





「私がアンタをかっこよくしてあげる」





私は格好つけて大河内を指さし、そう言い放っていた。