夜、アキから電話がかかってきた


「お前、いい加減にしろよ!」


『…何が?てゆうかさぁ、お前とか言わないでよ!キモいんですけど!』


「いいか?これは警告だからな!」


『それなら私だって警告したよね?後悔するよ?って。』


アキの言葉を待たずに電話を切った


…何が警告だよ!


アキ、あんたが悪いんだよ?


私にこんなに惨めで苦しい思いさせたんだからさぁ...


冬子に嫌がらせするたびに沸き上がってくるの


この惨めな情けない感情が...


この感情を押さえるためには冬子を苦しめるしかないのよ


だから絶対やめてあげない