「春日妃奈乃さん!!!!」



後ろを振り返ると…

知らない男の子が立っていた。




「はぃ…」


あたしは恐る恐る返事をした。



すると相手の顔が急に真っ赤になった。




「あの…俺3組の宇野です。」


3組の宇野さん…?
真知香から聞いた事あるような━━…?ないような━━…?



あたしは7組で3組とは、階が違う。
何であたしの事を知っているのか不思議に思った。


あたしは階が違うクラスの人はわかんないし…
てか、同じクラスの人以外わかんないかも…




なんか自分ダメぢゃん。って思っていたら、宇野さんが口を開いた。