あたしたちの関係が
壊れたあの日。
…たしか文化祭だったかな
-3ヶ月前-

「壱!わたあめ★」

「はいはい^^」

いつものよーに
あたしの我儘が爆発してた午後のことだった

「…壱?」

目の前には美少女がいた。
「乃依…。」

壱は彼女のことを
名前で呼んでいた。
すぐわかった
あなたは彼女と何か
あったんだね。

そのあとすぐにあたしは泣いたね。

壱 あの頃のあたしは
あなたしか見てなかった

ううん 見れなかった