「ば、バカか!誰が男に惚れるか!!////」


・・男?


あれ、またそのパターン?


そう言えば、誰一人として僕がここ(男子バスケ部)に居ることに突っ込んでこないよね。


てことは、誰も気が付いていないの?



「・・?え、どうしたのショウ?」


それをキョトンとした顔で見るレキ。


「ちょっと待ってて。今すぐショウの為にいい病院探すから」


ポケットからケータイを取り出して近くの病院を検索するセイ。



「俺さぁ・・人間皆元々平等な頭持っていると思ってたのに・・違ったんだね・・」


それはどういう意味ですかフーマ!?



「何!?俺なんか変なこと言った!?何で皆してそんな目で見てくるの!?」



別に変なことはいってないぞ。如いて言うなら、僕を男扱いしたことくらい。


だけど、前日部活出た為に忙しく、さらには当日も朝練やってめちゃめちゃ疲れていた所為で先生たちの長ったらしいけど、かなり重要なお話はオール無視で寝ちゃっていた体育科の皆さんは僕が女ってことを知らないんだよね。



・・・・あれ?今僕なんて言った?


・・・。寝ちゃっていた体育科の皆さん。


・・・。体育科の皆さん。


・・・。体育科



・・・・。

・・・。

・・。


ここに普通科2名居ましたけどーーー!!!?