あの2人は厄介だ。


チームリーダーは実質智成の方だろう。


だが、ゲームリーダーはあっちの黒髪だ。


うまい事個々の能力を生かしている。


個人の力を見極める力高いなぁ・・。


この短い時間の間に、どの人にどれだけの力があるかをキチンと見ている。


だからこそ、厄介だよ・・。本当。


「次のゲーム、スタメンはさっきと同じ5人。」


「「「「「えぇぇぇぇ!?!?」」」」」


「な、何だよ・・?」


「クウ出ねぇの?」


「ん?あぁ、そう言うことか。僕は途中交代」


「何でだよ?クウさっきの試合も出なかっただろ~」


「そうだよ!俺たちばっか出てんじゃん」


「クウだって試合したいだろ?」


「前半5人に戦ってもらって作戦を練る。その後僕が出るよ。OK?」


「おぉ、そう言うことか!」

「クウの作戦すげぇーしな」

「つうか、クウ。お前絶対頭良いだろ?」

「確かに!まぁ見てくれも頭よさそうだしな」

「最初なんて、どこの真面目ちゃんだよって思っちまったぜ」


「はいはい。途中から脱線しているよ。それよりほら、試合見る」



「「「「「はぁーーい」」」」」」


本当、返事だけは良いなぁ・・。