「あっ……おはよう。」



「あれぇ?音羽ちゃん元気ないねー。
何かあったのー?ってか、もう授業始まってるけど良いのー?」





ぱっ!!


時計を見たらもう9時を回っていた。





「陸君!早く教室戻んなきゃ!」



「あっ、僕は平気なんだぁ。
授業日数取ってればグー!!」




すごいなぁ…陸君。

さすがアイドル!

ちょっと羨ましい…。




「ってか、音羽ちゃんもサボっちゃえばぁ??
今教室行きずらいんでしょう??」



サボるのなんて初めてだけど、今行くのは気まずいしなぁ…。

いいや!サボっちゃえ!!



「うん。ごめん…陸君。」



「うん!大丈夫ぅ!!
あっそうだ!!音羽ちゃんの事『音羽』って呼んでも良い?
僕の事も『陸』で良いから!!」



「うん。イイよ!」



「ありがと!!」



その後、私と陸は歌を歌ったりした。

やっぱり、陸は歌が上手かった。




キーンコーンカーンコーン


「あっ、1限終わった!
帰ろっか。」



「うん。」


こうして楽しい時間は終わった。