裏切られた




もう殺してよ




....あたしが何をしたの?





あの時の記憶ゎない




違う思い出したくないんだ





あの後
直希から電話があった







誰でもィィ



声を聞きたい





震える手で通話ボタン
を押した



「もしもし?」

直希の声が受話器の
向こうカラ聞こえる




でも私はなかなか
喋れずにいた


「紗月ちゃん?」
と、直希がなかなか
口を開かない私を
心配したのか名前を呼んだ





「グスッ....助け...て..グスッ」



泣きながらも口を
開いた


助けて欲しかった

1人でいるのが嫌だった