「おいおいおいおい。
お前ら、半裸で何イチャこいてんねん…」
その声に一瞬緩んだ幸谷くんの傍を離れた私は、半裸なんて言葉に顔が真っ赤に赤面するのを隠せなかった。
「…オッサン、何、勝手にそんなとこにおんねん…。
超うざいし…」
髪をガシガシ掻き毟った幸谷くんが、突然現れた晃司さんを睨んだ。
そんな幸谷君に全く動じない晃司さんが笑う。
「しかし、水着可愛いね?
愛ちゃんって、着痩せすんねんなッ。」
…恥ずかし過ぎる…
「ジロジロ見んなや。
減るやんけ。」
いきなり幸谷君に引き寄せられたと思ったら、胸の中に閉じ込められた。
ドキドキ最高潮…です。
死んじゃいそう…です。