それから2年後。



私と百合は4年生になった


でも相変わらず百合は虐められていた


いや、“エスカレート”していった。



いつも百合は私をみてる


助けて…そういっているのは分かってた


だけど手を伸ばせなかった


いつも、いつも、いつも、いつも……



自分が一番弱い、その事を隠したかった


助けたい…そう思う裏では
「よかった」そう思ってた


百合が自分より下だって考えてたから