次は初詣でに行く約束をした。


そう……


廉と約束した初詣でに………


「廉に何て言おうかな。」


あいつが積極的に動こうとしてるの初めて見たから。


「あ〜ぁ、

親友と同じヤツ好きになるなんてな……」


ため息をついて廉に電話をかける。


『………

はい』


数回のコールで珍しくテンションの低い声が聞こえた。



「もしもし?
お前テンション低いな…ってまだ朝早いもんな。」


『あぁ……』


「あのさ、話あるんだけど今から行ってもいいか?」


『今家にいないから。』